Duolingoのレッスンには、「話す」「書く」「読む」「聞く」の4つの基本的な語学スキルを学ぶためのエクササイズが用意されています。私たちはこれらを 「SWRL(※)」スキルとも呼んでいます。
(※)「Speaking(話す)」「Writing(書く)」「Reading(読む)」「Listening(聞く)」の頭文字を取った略語。

「話す」力を鍛えるならばDuolingoストーリーがぴったりです。そして「聞く」力を伸ばしたいのであれば、キャラクターの発言があるエクササイズに注目しましょう。ルーシーやビーがしゃべっている内容の一語一語を確認しながら聞くようにすれば、あなたの耳がどんどん研ぎ澄まされていきます。もちろん、ほとんどの練習問題では、複数のスキルが組み合わさっています! 通常、練習問題の種類によって、どのスキルを練習しているかはすぐにわかります。

とはいえ、「話す」練習をもっと強化したい皆さんには、「書く」練習をも利用して「話す」練習に変えてしまう裏技があります! 課題の文章を学習中の言語に訳すエクササイズがありますよね?そのとき、訳文を書くための空欄が現れます。これは本来、タイピングで文章を記入するためのものですが...その空欄の一番下には、小さなマイクがあります👀

フランス語コースの練習問題の画面ショットが2つ。左の画面ショットには「この文を訳してください」と書いてある。その下に「彼女達はフランスにいます。」というせりふを言っているキャラクターがいる。さらにその下には、回答を入力する欄があるが、その右下の角にはマイクのアイコンがある。 右の画面ショットにも「この文を訳してください」という指示があり、その下のキャラクターは「彼女達はパリにいます」と言っている。こちらも同様に、入力欄の右下にマイクのアイコンがついている。

マイクをタップすると、なんと、訳を音声入力することができるのです!Duolingoアプリがあなたの声をキャッチし、文章を書き出してくれます(「話す」ことが目的のエクササイズと同じ仕組みです)。「話す」という行為は、他のスキルと違って「立ち止まって考える」ことができないため、脳により大きな負荷がかかります。そのため、タイピングで答えを記入するよりも声を出す方が難しく感じるかもしれません。しかし、それが逆にプラスになるのです!

また、Duolingo独自のAI音声認識機能は、あなたの発音を聞き分けるように訓練されているため、リアルタイムで発音が文字に変換され、送信前には回答を編集することができます。

この「話す」エクササイズは、いわば「裏メニュー」です!知らなかった方はこれからどんどん活用してください。「話す」スキルや発音上達のヒントをもっと知りたい方は、ぜひ次の記事も参考にしてくださいね!