大切な人に気持ちを伝える方法は何通りもあります。例えば、英語の愛称でお互いを呼んでみるのはどうでしょう?英語には親しみや愛情を込めた呼び方がたくさんあります。昔からよく使われてきたもの、最近ブームになっているもの…

日本語では照れてしまって言い表しにくい愛情表現も、ストレートな英語の愛称ならば、うまく伝えられるかもしれませんね!

昔から英語でよく使われる愛称

昔からよく使われている愛情を込めた呼び方は、次の通りです。英語で定番となっている愛称には、大事なものや甘いものを表す言葉に由来するものが多くあります。

英語のニックネーム 日本語の直訳
honey[ハニー] はちみつ
sweetheart[スウィートハート] 甘い心
sweetie[スウィーティー] 「sweetheart」の短縮形
dear[ディア] もともとは「貴重な/高価な」という意味を持っていた言葉
darling[ダーリン] 「dear」の語源となった言葉をかわいらしく言い表す、由緒ある表現
my love[マイ ラブ] 私の愛
baby[ベイビー] 赤ちゃん
babe[ベイブ] 「baby」の短縮形

上に挙げた愛称はすべて、性別による区別はなく、たとえば「honey」は、ボーイフレンドにもガールフレンドにも使うことができます。

「honey」「sweetheart」「sweetie」「dear」の4つは、たとえばスーパーマーケットで年配の人が若者の店員に助けを求めるときや、子どもに話かけるときなど、年上が年下に対し親しみを込めて呼びかける場合にも多く使われます。ただし奇妙なことに「baby」や「babe」は使われません!

もっとクリエイティブな英語の愛称は?

英語の愛称には、古典的なものだけでなく、もっと独創的なものが(そしてびっくりするようなものも!)たくさんあります。以下に挙げる例もすべて、性別に関係なく使えます!

クリエイティブな英語のニックネーム 日本語での直訳
cutie[キューティー] 「cute[キュート]」をかわいらしく言い表した表現
sugar[シュガー] 砂糖
sweetie pie[スウィーティー パイ] 「sweet(甘い)」をかわいらしく言い表した表現+パイ
pumpkin[パンプキン] かぼちゃ
snuggle bug[スナグル バグ] スリスリしてくる虫
love bug[ラブ バグ] 愛の虫
cuddle bug[カドル バグ] 抱っこ虫
cuddle bunny[カドル バニー] 抱っこうさぎさん

【※注意※】独創的な愛称はときに周囲をびっくりさせる可能性があります。愛情のあふれすぎにご注意ください。

英語の愛称の最新動向

世界で一番愛する人を、スリスリしてくる虫と呼ぶことに抵抗があるのなら、もう少し流行りを取り入れた愛称を使ってみましょう。

bae[ベー]」「bay[べー]」または「bb」は、最近流行している「baby」の短縮形です。この呼び方ならばテキストメッセージを打つのも簡単で、「sweetie pie」などと書くより便利ですよね!

「bae」については、人気のある愛称「baby」の短縮形として始まったというのが通説ですが、「Before Anyone Else(他の誰よりも先に)」という意味だと言う人もいます。

「bae」はもともとアフリカ系アメリカ人の英語から始まったものですが、同様の起源を持つ「boo[ブー]」という表現とともに、現在では世界中の英語話者が使うようになっています。

愛称として新しく登場したその他の言葉には、「bubba[バッバ]」「bubs[バブス]」「mother[マザー]」「papi[パピ]」などがあります。そう、最後の2つは「お母さん」「お父さん」の意味ですね!これらはヒスパニック系アメリカ人のスペイン語が英語に転じ、米国に定着したものです。

また最近では、お互いを「wifey[ワイフィー](「wife/妻」をかわいらしく言い表す表現)や、「hubby[ハビー](同「husband/夫」)と呼び合うカップルもいます。

また、ソーシャルメディアなどで広まった新しい言葉もたくさんあります。たとえばTikTokでは、「pookie[プーキー](特に意味はないけれど、かわいらしい響きの言葉)」という言葉もよく聞かれます。

大切な人に言葉で気持ちを伝えよう!

ぜひ、あなたの大切な人を「cuddle bug」「pookie」または古き良き「darling」といった愛称で呼んでみてください。その言葉を口にすることが、お互いへの愛情(そして英語への愛も!)を再確認する素敵な機会となりますように!