英語でまず覚えたい表現といえば、日付、年、曜日などを表す単語です!また、新学期の計画にしろ、海外旅行の計画にしろ、計画やスケジュールについて話し合うのであれば必要となりますよね。暦に関する様々な単語には地域差(方言)があることもあるので、それを知っておくことも大事です。

日付と年に関する基本的な英単語は、次の通りです。

日付や年を表す英単語 日本語
day
week
month
year
decade (単位としての)10年
century 世紀
millennium 千年紀

今回のブログでは、日付と年、そして曜日について英語で話し合うときに必要な知識を、すべてご紹介します!

曜日を英語で言ってみよう

英語で「days of the week(曜日)」を表す場合、常に頭文字を大文字にします。面白いことに、米国やカナダをはじめとする北米ではカレンダーが「Sunday(日曜日)」から始まり、他の国の多くでは「Monday(月曜日)」から始まります。


英語で「今日は何曜日ですか?」と質問するには、「What day is it? 」または「What day of the week is it?」と表現します。(「What day」の「day」は日付ではなく、曜日を表します!)

曜日を英語で表すと... 日本語
Sunday 日曜日
Monday 月曜日
Tuesday 火曜日
Wednesday 水曜日
Thursday 木曜日
Friday 金曜日
Saturday 土曜日

日を表すその他の重要な単語には「today(今日)」、「yesterday(昨日)」、「tomorrow(明日)」などがあります。また、土曜+日曜は「weekend(週末)」という単語でも表すことができますね。ちなみに英語には「2週間」を表す特別な単語「fortnight」もあります!これはfourteen nights(14の夜)という表現が短くなったもので、英語圏の多くの地域で使われていますが、米国ではめったに使われません。

月を英語で言ってみよう

曜日と同様に、英語で「month(月)」を表記する際には、必ず頭文字を大文字にします。

月を英語で表すと... 日本語
January 1月
February 2月
March 3月
April 4月
May 5月
June 6月
July 7月
August 8月
September 9月
October 10月
November 11月
December 12月

英語の「4 seasons(四季)」は、「winter(冬)」、「spring(春)」、「summer(夏)」、「autumn(秋)」です。米国では「autumn」だけでなく「fall」と表現することもよくあります。

また、どの季節がどの月にあたるかは、住んでいる地域によって異なることをお忘れなく。北半球では12月・1月・2月は「winter」ですが、南半球では「summer」です!

英語で日付を表すには?(地域差あり)

「date(日付)」を尋ねるには、「What is today’s date?(今日の日付は?) 」またはより短く「What’s the date?(日付は?)」と言います。

英語での日付の表記方法は主に2種類あり、どちらを使うかは地域によって異なります!英語圏の国々で一般的に使われている形式と、そして(またしても)米国で使われる別の形式があるんです😅

世界の大部分の国では「day + month + year(日+月+年)」の順序で日付を表します。外国で書類を記入する際に、用紙の空欄に「DD/MM/YYYY」または「DD/MM/YY(年の下2桁のみを使用する場合)」という省略形が書かれているのを見かけたことがあるかもしれませんね。例えば、今年の7月1日ならば01/07/2024または01/07/24となります。月を英単語でつづる場合は「1 July 2024」または単に「1 July」です。月は常に頭文字を大文字にすることを忘れずに!

一方、米国で使う形式は「month + day + year(月+日+年)」です。記入用紙などで使う省略形は「MM/DD/YYYY」または「MM/DD/YYY」となるので、今年の7月1日は「07/01/2024」または「07/01/24」となります。日付のうち月を英単語でつづるなら「July 1 2024」または「July 1」です。

この違いは、英語圏内の人にとっても頭痛の種なんです!なにしろ、日付が「07/01」と書かれていたら、それを書いた人の出身地によって7月1日だったり1月7日だったりするわけですから、いちいち確認しなければなりません。もっとも、「July 1」のように月を単語で表しておけば、誤解の余地はありません。


また、書き言葉と話し言葉ではルールが少し異なります。話すときには、日にちを基数(one, two, three, four…)ではなく、序数(first, second, third, fourth…)で表すのです。つまり、米国以外での「7月1日」の表記は「1 July」ですが、これが話し言葉では「the first of July」となります。一方、米国での表記は「July 1」となるため、話し言葉も「July first」となります。もっとも、米国の話者も、たまには前者の形式を使うことがあります。たとえば7月4日の米国独立記念日は「4th of July」と呼ばれています!

英語学習にぴったりの「日」は?...「今日」!

どのレベルの英語学習者でも、年や日付の表し方は、しっかりと理解しておく必要があります。たとえば「day」と「date」が頭のなかでゴチャゴチャになっていませんか?この記事が「tomorrow(明日)」の英語を「today(今日)」よりちょっとレベルアップさせるきっかけとなってくれれば、とてもうれしいです!