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アカデミック・イングリッシュ(学術英語)は、口語の英語とは多くの点で異なり、よりフォーマルで論理的な構成で運用されます。とはいえ、アカデミック・イングリッシュの世界に初めて触れる場合、「実際にはどんなもの?」と疑問に思うかもしれません。そもそもどんな場面で使われるのか?よく使われる表現などはあるのか?そして、「より学術的な」文章を書くにはどうしたらよいのでしょうか?
実際には、学術の場で成功するためにこれらの表現すべてを知っている必要はありません。しかし、それらに慣れておくことで、特に文章を作成するときに自分の考えをより論理的かつ明確に伝えることができます。そこで私たちは、学術分野で最もよく使われるフレーズとその使い方についてリサーチしてみました。その結果を大公開します!

アカデミック・イングリッシュでの頻出表現
以下は、英国および米国の教育機関で使用されている数百万件の学術英語テキストから収集されたデータの集合であるケンブリッジ学術英語コーパスに基づき、講義・セミナー・学生のプレゼンテーション・学術誌・論文・教科書などで特に頻繁に用いられる表現の一部をまとめたものです。
| アカデミック・イングリッシュのフレーズ | 日本語訳 |
|---|---|
| a variety of | さまざまな |
| as well as | ~と同様に |
| at the end of | 最終的に |
| based on the | ~に基づき |
| can also be | ~である可能性もある、~とも言える |
| due to the | ~に起因して、~の理由により |
| extent to which | ~の範囲まで、~の程度まで |
| in order to | ~のために、~の目的で |
| in relation to | ~に関して、~に関連して |
| in terms of | ~の点で、~の観点から |
| on the other hand | その一方で |
| one of the | ~の一つ |
| some of the | いくつかの、一部の |
| the fact that | ~という事実、~であるという点 |
| the nature of the | ~の性質 |
| the present study | 本研究 |
| the process of | ~の過程 |
| the use of | ~の使用、~の活用 |
| the purpose of | ~の目的 |
| ways in which | ~する方法、~のあり方 |
このリストは、学術の現場で最も頻繁に使われる表現の概要です。これらのフレーズに共通する点は何でしょうか?多くの表現は、つなぎ言葉や文頭表現として機能し、あなたの考えを構造化して明確にしたり、概念をさらに説明・肉付けしたり、読者への道しるべとなったりします。
これらの表現の使い方
これらのフレーズを適切に使うためには、その意味を理解しておく必要があります!上記の表現は、ケンブリッジ学術英語コーパスでの使用方法によって、いくつかの大まかなカテゴリーに分けることができます。
情報の追加と紐づけ
「As well as」「the use of」「in terms of」「based on the」「in relation to」「can also be」といった表現は、考えを整理し、発展させるために用いられます。より具体的には、「as well as」と「can also be」は、すでに導入された内容に情報を付け加える働きを持つ一方で、「the use of」「in terms of」「based on the」「in relation to」は、異なる考え同士の関係性や、その適用範囲を明確にするための表現です。
対比
「On the other hand」は、すでに述べられた点に対して異なる視点を導入するための転換の表現です。学術的な文章において、この表現は議論を構造化し、読者に対して、ある主題への別の捉え方を提示する役割を果たします。
詳細や背景の説明
「The nature of the」「the process of」「due to the」「the fact that」といった表現は、学術的な文章において、概念を記述、明確化、あういは特定するためによく用いられるフレーズです。「the nature of the」は、概念を定義する際に頻繁に用いられる一方で、「the process of」は、段階を説明したり、物事がどのように機能するか、あるいは時間の経過とともにどのように発展するかを説明したりするために使われます。また、「on the other hand」「due to the」は原因と結果の関係を整理し、「the fact that」は議論を補強する、あるいは重要な点を強調する際に用いられます。
目的
「In order to」および「the purpose of」は、意図を表すために用いられる表現です。これらは、書き手が何を達成しようとしているのかという目的を明確に示します。
数量を表す表現
「One of the」「a variety of」、「some of the」、「extent to which」、および「ways in which」といった表現は、内容に明確さと深みを与えるために用いられます。特にこれらは、方法を導入したり、強みを示したり、具体例を特定したりする際の導入表現として機能します。
リファレンス
「The present study」は、学術研究において、研究の目的を示すためによく用いられる表現です。また、実施されている研究の焦点を設定する際にも使用されます。
タイミングの表現
「At the end of」は、文章の結論部分に入ることを示すための合図としてよく用いられます。また、文章内の別のセクションへ移行することを示す表現として使われる場合もあります。
アカデミック・イングリッシュで文章のレベルを高めよう
これらは学術英語で最もよく使われる表現の一部ですが、学術界で成功するのに、必ずしもすべてを使いこなす必要はありません。もし誰かの言っている意味がよく分からないときは…遠慮せずに聞いてみましょう。好奇心は、私たち誰もが理解できる共通の言語なのですから!
データについて
ケンブリッジ学術英語コーパス(Cambridge Academic English Corpus)は、講義・セミナー・学生のプレゼンテーション・学術誌・論文・教科書などから構成される、約300万語規模のデータベースです。このコーパスには、米国および英国の大学・大学院機関における、学部レベルおよび大学院レベルの話し言葉・書き言葉の両方の学術英語が収録されています。