英語を学習中の皆さん、お疲れ様です!皆さんはきっと、表現力アップのために日々奮闘されていることでしょう。そこで今回のブログでは、会話での表現を豊かにし、しかも次に何を言うかを考える時間を取るのにも使える、3つの英語フレーズをご紹介します。
では早速見ていきましょう!
I think…
「I think」はマルチに活躍する言い回しです!困ったらとりあえず「I think…」と言っておけば、その間に言うべきことを考えることができます。たとえば「That’s great」という表現がとっさに出なくても、「I think that’s great」なら簡単に言えそうな気がしませんか?
「I think~」の便利な使い方は3つあります。
1️⃣ 次に何を話すか、一瞬立ち止まって考える時間を作れます。これは、会話にチャレンジし始めたばかりの学習者には特に役立つ奥の手です!
2️⃣ また、「You don’t have to be a language teacher, I think, to see the importance of learning a second language.(何も語学の先生になる必要はないんじゃないの、つまりその、第二言語を学ぶ重要性を知りたいということであればね。)」のように、考えながら話している最中に、つなぎの言葉として使うこともできます。
3️⃣ 自分の意見を間接的に伝えることができます。たとえば「We should get pizza tonight(今晩はピザにしよう)」のかわりに「I think we should get pizza tonight(今晩はピザにするのがいいと思うんだけど)」と言えば命令口調にならず、あなたの望みを押し付けがましくなく「提案」できます🍕
I was wondering…
質問がある場合、「I was wondering」から始めればより柔らかな表現となり、押しの強い口調にならないようにできます。またその間に、質問をどのように表現するかを頭の中でまとめる時間も取れます。たとえば「I was wondering—would you be able to drive me to the mechanic to pick up my car?(もしできればなんですけれど...車を引き取りに行くので、修理屋まで送ってもらえませんか?)」といった具合です。
また「I was wondering」と言った後に一呼吸置けば、質問があるということを相手に予告できます。これは言わば「発言権をキープする」方法で、会話の中で発言はこれからだと示すことによって、落ち着いて本題に入ることができるのです。これは聞き手にとっても「ああ、今から言いたいことがあるんだな」というヒントになります!
このフレーズには他にも便利な使い方があり、相手が答えを知っているかどうかそれとなく聞きたい場合に、遠回しの質問をするのにぴったりです。たとえば「I was wondering what’s for lunch(今日のランチは何だろうなぁ)」という表現ならば、具体的で正確な答えを求める口調には聞こえません。相手は、たとえ答えを知らなくても「回答できなくて申し訳ない」「きちんと調べて回答しなければ」などと感じることはなく、「I don’t know(知らないよ)」「I was wondering(さあ、なんだろうねぇ)」と言って調子を合わせれば済みます。
I’d like…
何かを依頼するときには「I’d like」または「I would like」という表現が便利です。ときにキツい印象を与える「want」や「need」のかわりにこちらを使えば、好印象を与えるお願いのしかたになります。アメリカでもレストランやカフェで注文をする際には、直接的な表現「Bring me the salmon dish(サーモンの料理を持ってきて)」や「I want the salmon dish(サーモンの料理が欲しい)」ではなく「I’d like the salmon dish(サーモン料理をお願いしたいのですが)」と言うのが一般的。そしてもちろん、どの料理にしようかとあれこれ迷っている場合にも、最後の決断の前に貴重な時間を稼げます!🍽️
またこのフレーズは、自分の意思や計画を丁寧に伝える手段の一つでもあります。「I’d like to go to the movies(映画に行けたらいいかもなぁ)」という言い方ならば、自分の希望は伝えつつも強引にはならず、他の人も自分の希望を気軽に言えるような「みんなで相談して決めよう」の雰囲気を作れます!
ちょっとしたコツで英語での会話をよりスムーズに
こういったフレーズをどんどん取り入れていくことで、あなたの英語学習の旅はより楽しくなり、自信もぐっと高まるはず。あわせて、ブログ記事「英会話をより簡単にする4つの文法ハック」も参考にしてみてくださいね!