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「いつからXXしているのですか?」と聞かれたときに、「since(~以来)」を使うべきか、それとも「for(~間)」を使うべきかで悩むことはありませんか?これは日本人特有の悩みなどではなく、言語によってはこの2つの意味を兼ねた単語が1つしかないこともあり、学習者をグローバルに泣かせている問題なのです!

「since」と「for」は、他の単語と組み合わせることによって動詞の意味を補足する前置詞です。また、どちらも過去の状況を表しますが、表現のしかたによってどちらを使うかが決まります。

💡
「since」は、現在まで続いている行為について、それがいつ始まったのかを言いたい場合に使用し、「for」は、その行為がどのくらい継続しているかを、数字や一般的な時間の表現で言い表す場合に使用します。

今回のブログでは、英語の「since」と「for」の使い分けを、徹底攻略してみます!

目次

「since」を使うのはどんな場合?
「for」を使うのはどんな場合?
「since」と「for」の使い分けのポイント


「since」を使うのはどんな場合?

「since」は、いわば「いつから?」という意味で、その後に日付、日数、時間帯などの時間を表す言葉が続きます(「Since」は接続詞としても使われますが、今回は前置詞としての用法に焦点を当てています)。 

「since」は、過去のある特定の時点をピンポイントに指し、ある行為がその時点から始まり、それが現在まで続いているということを示唆する働きがあります。

例文 状況 「since」を使う理由
I’ve lived here since 2019.
私は2019年からここに住んでいます。
話し手は、それ以来、現在に至るまで、ここに住んでいる。 2019年は特定の年・日付であり、そこに住んでいたという状況が現在まで続いているから。
I’ve been in Pittsburgh since Tuesday.
火曜日からピッツバーグにいます。
話し手は今もピッツバーグにいる。 「火曜日」は直近の火曜日という特定の日付であり、ピッツバーグにいるという状況が現在まで続いているから。
I’ve lived in England since I was a child.
私は子どもの頃からイングランドに住んでいます。
話し手は今もイングランドに住んでいる。 その行為が開始されたのが「子ども時代」という大昔であっても、これが特定の時点であることには変わりがなく、話し手は今でもイングランドに住んでいるから。
I’ve been waiting here since 3 o’clock.
3時からずっとここで待っているんだ。
話し手は今も待っている。 3時というのは特定の時刻であり、待つという行為が今も続いているから。
💡
since」は、現在まで続いている行動について、それが開始された特定の時点を表す場合に使います。

「since」とセットになる動詞の時制

これらの例に、ある共通点があることに気づきましたか?それは動詞です!どの例でも「since」は現在完了形とセットで使われており、単純過去形を使った例文は1つもありません!

動詞の時制:現在完了形 その行為はもう終わっている? 「since」でOK?
I’ve worked here since January.
私は1月からここで働いています。

(今でもここで働いている。)
We haven’t spoken since last year.
私たちは去年以来、話をしていない。

(いまだに話す機会がないままである。)
It’s been snowing since Friday.
金曜日から雪が降り続いている。

(まだ雪は降り続いている。)
動詞の時制:単純過去形 その行為はもう終わっている? 「since」でOK?
I worked here last January.
私は去年の1月にここで働いていました。

(私はもうここで働いていない。)
We didn’t speak last year.
私たちは去年、一度も話さなかった。

(現時点までに再び話す機会があった。)
It snowed on Friday.
金曜日に雪が降った。

(この「金曜日」は過去のことで、もう雪は止んでいる。)

「for」を使うのはどんな場合?

「for」は「どのくらいの期間?」という意味で、「since」のように特定の「時点」を表すのではなく、時間の「長さ」を表すために使われます。前置詞「for」は、数字で具体的に表した期間にも、あまり具体的ではなく時間の長さをざっくりと表す言葉にも、組み合わせることができます。

1. 「for」+数字で具体的に表した期間 

行為の継続期間を数字で表す場合は、必ず「for」を使います。

英語の例文 日本語訳
I’ve lived here for 5 years. 私はここに住んで5年になります。
I waited for 3 days before my package finally came. 荷物が届くまで、私は3日間も待った
I’ve been waiting for the doctor for 90 minutes. 私は医者を90分も待っている。

2. 「for」+「時間の長さをざっくりと表す言葉」

言及する時期が曖昧だったり、不特定だったりする場合(いつ始まったのか正確に特定できない場合)も、「for」を使います。

英語の例文 日本語訳
I’ve been waiting here for a while. 私はしばらくの間、ここで待っています。
I lived there for a few years. 私はそこに数年間住んでいました。
I’ve been a member here for decades. 私はここ数十年にわたって、会員です。

ご覧の通り、「for」を使う表現の時制には、「since」と違ってバラツキがあります!

💡
「for」は、「時間の長さ」を数字や他の表現で表す場合に用いられます。その動作が完了しているかどうかには関係しません。

「for」とセットになる動詞の時制

「since」とは異なり、「for」には、単純過去と現在完了の両方の時制が使えます。なぜならfor」は、「since」と同様にその動作が現在まで続いている場合(現在完了形)と、そうではない場合(単純過去形)のいずれにも使用できるからです。

動詞の時制:現在完了形 その行為はもう終わっている? 「for」でOK?
I’ve been on vacation for 2 days.
私が休暇に入ってから2日が経ちました

(まだ休暇中。)
I’ve lived here for 5 years.
私はここに住んで5年になります

(まだここに住んでいる。)
動詞の時制:単純過去形 その行為はもう終わっている? 「for」でOK?
I was on vacation for 2 days.
私は2日間、休暇を取っていました。

(今日休暇から戻ってきた。)
I was there for 5 years.
私はそこで5年間過ごしました。

(その後引っ越した。)

「since」と「for」の使い分けのポイント

「since」と「for」の使い分けで悩んだら、次の点を確認してみましょう。

  1. 使おうとしている動詞の時制は?
  2. 特定の時点(since)について話しているのか、それとも期間(for)について話しているのか?
  3. 期間(for)を具体的に数字で表そうとしているのか、それとも開始時点の日付(since)を挙げようとしているのか?
  4. 質問が「when」で始まるか(since)、それとも「how long」で始まるか(for)?
英語の前置詞「since」と「for」の使い分け表。右下には、目を回しているフクロウのデュオが描かれている。「since」は現在完了形と組み合わせて、特定の時点、日付や時刻、開始点などを表す際に使われる。一方「for」は、現在完了形や単純過去形と組み合わせて、期間や具体的な日数等を表す際に使われる。

前置詞を深堀りすれば、英語力が大きく伸びる

もしこの2つの単語でしばらく(for a while)混乱したとしても、心配はいりません!生まれたときから(since)すっと、言語を学び続けるのが人間の定めなのですから。私たちはこれからも、ずっとあなたを応援し続けます 💪

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