留学を決意し、実行に移したあなたはエライ! 外国で一定期間を過ごすことは、語学力を一気に上げる絶好の機会であるだけでなく、生涯の財産となる冒険や友情も得られる、素晴らしい経験となるはずです。
1学期、1年、あるいはそれ以上も家を離れることを考えると、つい心細くなってしまうかもしれません。でもあなたなら大丈夫! 今回のブログでは、この特別な経験を最大限に生かすためのアドバイスをいくつかご紹介します。それでは見てみましょう!
① 語学レッスンは絶対にさぼらない
暖かくなってくると、つい勉強以外のことが気になるもの。私にも身に覚えがあります。それでも、Duolingoと学校での語学の授業はコツコツと続けてください! カリキュラムに基づいた授業は、あなたが学校の外で仕入れた断片的な知識を強化してくれるので、その結果、言語を正しく自信をもって使えるようになるのです(そして必然的に、留学で学ぶものも多くなります)。ちなみに、さまざまな研究により、体系化された語学学習を学習者が必要を感じるタイミングで行うと、非常に効率よく習得が進むことがわかっています。
② カルチャーショックとランゲージショックに備える
慣れない外国で銀行に行ったり、食料品を買ったり、公共交通機関に乗ったりするのは、最初は難しいかもしれません。でも、決して焦らず、完璧主義に陥らないこと。また、困った時には恥ずかしいなどと思わずに助けを求め、わからなければ説明をお願いしましょう。そうこうするうちに日々は過ぎ、気が付けば、楽々と生活できるようになっている自分に驚くことでしょう。
③ 小さな目標を設定しよう
「学期末までにペラペラになるぞ」と自分に言い聞かせても、自信が伴わなければ挫折してしまうものです。いきなり大きな目標を掲げるのではなく、小さな目標をいくつか立てるところから始めましょう。たとえば、以前のブログ記事に載っている学習法「外国語で考える力を身につけるには?」を試し、見るものすべてを現地の言葉で思い浮かべてみる。「英会話をスムーズにする必勝フレーズ」を使って自分の意見を述べてみる。ホストファミリーと暮らしているのなら、その家の子どもたちとおしゃべりしてみる。学習をゲームととらえて攻略していけば、あなたの成長もスピードアップすること間違いなしです!
④ 地元の伝統を知ろう
言語の多くは、それを使用する文化特有の考え方や価値観を反映しています。機会があれば、地元のお祭りや行事に行き、まっさらな気持ちで参加してみてください。そのコミュニティが大事にしていることを理解すればするほど、辞書では説明しきれない言葉の真の意味が見えてくるようになります。
⑤ 趣味を大事にしよう
あなたの趣味は、K-POPの推し活でしょうか、それともフランスのお菓子作りでしょうか?いずれにせよ、近所に愛好家のグループや教室があるかもしれません。共通の趣味について語り、友情をはぐくむためであれば、慣れない外国語で話すこともそれほど苦にはならないはずです。
⑥ 学校の外で友達を作ろう
地元に友達がいれば、メッセージでやりとりしたり、内輪のジョークで笑いあったり、一緒に楽しいひとときを過ごしたりする機会には事欠かないことでしょう。これらの経験すべてが、あなたの「頭」ではなく「心」に言語を定着させます。ぜひ、学校の外でも人間関係を築き、つながりを作ってみましょう!
⑦ 地元の情報誌を読んでみよう
地元のフリーペーパーなり、ウェブサイトなり、教科書以外のものを読む習慣をつけて、カルチャー関係の話題について最新の表現に触れるようにしましょう。また、このような媒体をまめにチェックする習慣をつけておくと、地元で開催されるパーティーや流行のレストラン、カルチャーイベントをばっちり把握できます。
では、荷物をまとめて出発!
外国での学生生活は、一生の財産となる思い出と語学力を一度に得られる、唯一無二の経験です。写真をたくさん撮り、どんな機会にもチャレンジして、思い切り楽しんでください!