みなさん、こんにちは!ウィリアムズ姉妹、ビートルズ、ミシェル・ヨー、イドリス・エルバ、プリヤンカー・チョープラーの言語である英語の世界へようこそ!英語は世界的な魅力を持つグローバル言語です。オンラインショッピング、TikTok、そして世界中のさまざまな場所で英語を目にしますよね。それだけに、英語を勉強する理由もたくさんあると思います。

英語はイギリス諸島や北米に留まらず、広く世界で使われています。その人気(世界中で15億人以上に話されています)から、英語については一通り知っていると思われるかもしれません。しかし、英語には新しく学ぶ人が知っておくべき、いくつかの驚きがあるのです!

英語はどこから来たの?

英語はゲルマン系の言語です。つまり、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語などの言語と似た構造を持っています。ただし、それ以外の多くの言語や文化の影響も多く受けており、たとえばロマンス系の言語(フランス語、イタリア語、スペイン語など)から伝わった言葉も多くあります。そのため英語は、ヨーロッパの多くの人にとって「文法は違っても見覚えのある単語が沢山ある」という言語なのです。

英語は50か国以上の国で公用語となっています。英語圏の人々が植民地へと進出した結果、多様な英語が生まれ育ちました。たとえば「フィリピン英語」「ナイジェリア英語」「ガイアナ英語」といった英語方言があり、これらには、語彙や発音、さらには文法まで多少の違いがあります。そしてジャマイカ、シンガポール、マレーシアなどには、英語をもとにした独自の言語(ピジン言語やクレオール言語と呼ばれています)も存在します。

英語学習者はDuolingoが大好きです。2022年、英語はDuolingoで学習できる言語の中で最も人気があり、119か国で1位、さらに11か国で2位を獲得しました!また、スペイン語を話す人を対象とした英語コースは、3,700万人以上の学習者がいる最も人気のあるコースで、24種類の言語で学習できる英語コースのうち18言語で100万人以上が学習しています!🤯

英語を学ぶのは難しい?

何をもって「難しい」とするかは、さまざまな要因によりますが、英語は確かに難しい言語であると言われます。以下の例は、初心者でもベテランでも困惑する傾向があります。

英語のスペルは手懐けることのできない獣だ!」ジェラール・ノルスト・トレニテの詩『The Chaos』(カオス)は、このもどかしさをよく言い表しています。

Woven, oven, how and low,
Script, receipt, show, poem, toe
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Woven, oven, how and low, Script, receipt, show, poem, toe
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1行目は、語尾が同じつづりでも発音が異なる単語が並んでいます。2行目の「script」と「receipt」も、語尾は同じ「ipt」ですが、「script」では「p」が発音されるのに対し、「receipt」では発音されません。また、一般的に「poem」では両方の母音(「o」と「e」)を発音しますが、同じ母音「oe」を含む「toe」は「poem」ではなく、前の行の「low」と韻を踏んでいます😅 このようなつづりと発音の関係は、特に勉強を始めたばかりの方には難しいかもしれませんが、練習あるのみです。このような単語やスペルに触れ続けることが重要です

英語は、ルールに従うのが苦手です。つまり、フランス語のアカデミー・フランセーズやイタリア語のアカデミア・デッラ・クルスカのように、言語のルールを決める管理機関が存在しないのです。何が「正しい」英語であるかを判断する人がいないため、句読点の切り方、副詞の位置、そして前置詞の種類などについて、すべての人の意見が一致することはないかもしれません。学習者は、どこで誰に英語を習うかによって、色々な基準や意見、パターンに出会うことになります。

そして英語のルールには、たいてい例外が1つか2つ、あるいはもっと多く存在します。特に英語の複数形の場合、基本的には名詞の末尾に「-s」を付けると学ぶかもしれませんが、「ox(雄牛、複数形はoxen)」、「curriculum(カリキュラム、複数形はcurricula)」、「goose(ガチョウ、複数形はgeese)」などの単語は例外となります。このように、英語で習うほとんどのパターンにはびっくり👀な例外が至る所に隠れています。油断しないようにしましょう!

英語を楽しく学ぶには?

英語は言葉の貸し借りが大好きです! 英語は他の言語に接することが多いので、ギリシャ語の「pharaoh(ファラオ)」、フランス語の「liaison(リエゾン)」、イタリア語の「zucchini(ズッキーニ)」のように言葉を借りることは珍しくありません。そのために英語のつづりはとても難しいのです!しかし、それは一方的なものではありません。英語も単語を貸し出しています。あなたが知っている言語で「jeans(ジーンズ)」や「internet(インターネット)」はどう呼ばれていますか?これらは、英語から借りた言葉である可能性が高いのではないでしょうか。

英語には様々な種類があります!世界中で、そしてあらゆる大陸で、独自の用法を持った英語が作り出されてきました。年齢、民族、出身地等を問わず、多くの人々が、英語を母語として、あるいは他の言語と併用しながら、世界を渡り歩き自分の物語を語るために、英語を使っています。どこの国の英語が最高か、誰の英語がより優れているかなどと比較することには、何の意味もありません。

英語は常に進化を続けています!英語の単語は、常に再利用されています。「to debut(デビューする)」や「to host(ホストする)」といった動詞は、かつては名詞でしかありませんでしたが、今では動詞として違和感なく使われています。もっと現代的な例では、「to hashtag(ハッシュタグをつける)」や「to Google(ググる)」のような新しい動詞もあります。時には「to English(英語化する)」のように、名詞から派生した新しい動詞は、少し奇妙に聞こえることもありますが、使い続けることで言葉の標準となります。

英語を学ぶにはどうしたらいいですか?

Duolingoの英語コースで学びましょう。Duolingoには24種類の言語で学べる英語コースがあり、最高の無料教育を提供することに情熱を注ぐ英語の専門家集団がいます。私たちは、Duolingoのポッドキャスト、ストーリー学習のポイント、ビデオ、そしてレッスンで目にする面白おかしいインタラクティブな問題を用意し、学習者が魅力的な英語のコンテンツで学べるように取り組んでいます。これらのレッスンの種類と機能はすべて、リーディング・ ライティング・リスニング・スピーキングの各分野であなたの英語スキルを強化するのに役立ちます。

読解問題 空欄を補充する問題 会話の空欄を埋める問題
空欄補充問題の画像:「Oh, you take the bus to the university? I always walk! What time is your bus every morning?」という文章があり、その下には「彼らは何について話していますか?」という質問に3つの選択肢、宿題、通学、旅行が表示されている。 会話文空所補充問題の画像:「I 空欄 buy beef. I 空欄 tomatoes」という文章があり、その下には「need」と「need to」が表示されている。 会話文空所補充問題の画像:「I work every day. Are you?」という会話文の下に、空欄の吹き出しがあり、その下に「I also work every day.」と「Nice to meet you.」が選択肢として表示されている。

動画の言語設定をひと工夫してみましょう。 英語の映画やテレビ番組に普段から触れている方は多いと思いますが、ストリーミングサービスの設定を英語に変更すれば、鑑賞時間を勉強時間として活用できます!昔見た映画を英語字幕付きでもう一度見たり、英語での読書に挑戦したりして、できるだけ多くの言葉をとらえるようにしてみてください。ストーリーやセリフを既に知っている場合、その文脈を利用することによって、新しい言葉や文法を身につけやすくなります。

好きな本、ニュース、ウェブサイトの英語版を読んでみましょう。好きな作家やジャンルの本の英語版を探してみるのも手です。原語で読めるということ自体、学習者にとってはひとつの目標達成と言ってもいいですね。また、英語のニュースサイト(自国のニュースも含む)を見てニュースや時事問題をチェックしたり、SNSで英語のアカウントをフォローしたりすれば、数行の文章を短時間で読む練習になります。これは特に初心者の方に、最初の一歩としておすすめです。

ハマっているものを活用しましょう。好きな番組・本・映画の最新情報を英語で探してみましょう。Twitter・TikTok・Instagramなどで、気になるトピックについて英語で読み、書き、話す練習をしてみてください。これは語彙を増やすのに最適な方法です。きっと勉強をしているようにさえ感じないでしょう!

自分の街を英語で再発見してみましょう。世界の多くの地域で、自分の住んでいる街の英語ツアーを見つけることができます!自分の住んでいる街を知ることができ、さらに英語を聞き取る練習にもなります。また、お気に入りの博物館や観光スポットで、英語のオーディオガイドを利用できるかもしれません。一日観光客になれるだけでなく、他の英語話者や学習者と出会い、自分の国の文化について改めて学ぶことができます!

あせらず、マイペースで学び続けましょう。多くの人は、必修科目だからと仕方なく、英語を勉強した思い出があるかもしれません。ですが、言語学習の旅の目標は、自分で決めて良いのです。旅の途中だとしても、新しい言語によって何かを学んだと感じ、それを楽しんでいる限り、あなたは正しい道を歩んでいるのです。

初めて英語に触れたのが小さな子供の頃だったとしても、大人になってからだったとしても、そして目標がラップの歌詞を口ずさむことでも、好きな洋画や海外ドラマを字幕なしで観ることでも、Duolingoはいつも皆さんを応援しています!これからもぜひ、言語学習の旅の中で、英語という言葉の持つ楽しさ、ユニークさ、そして美しさを感じ、楽しんでください。